Excelを使っていて「なんでこんな所にスペースが入ってんの!」って思ったことはありませんでしょうか。例えば、以下のようなメーカーの一覧があったとします。
ここで、「日立」で始まる関連会社は除いて、ズバリ「日立」だけを検索したい場合、検索時に「セル内容が完全に同一であるものを検索する」にチェックを入れて検索します。
しかし、データはあるはずなのに、検索にヒットしないことがあります。
なぜなら、「日立」の後にスペースが入力されているからです。そこで、「なんでこんな所にスペースが入ってんの!」となるわけです。
こういう場合は、TRIM関数 を使って余分なスペースを取り除きましょう。TRIM関数 は入力されている文字の前後に入っているスペースを取り除いてくれます。
=TRIM(B2)
B2セルをB3セルからB11セルまでコピペします。
では、再度、「セル内容が完全に同一であるものを検索する」にチェックを入れて検索してみましょう。(検索対象を「値」に変更するのを忘れずに)
今度は、ズバリ「日立」だけがヒットします。
Googleスプレッドシートでも同じ方法が使えます。例えば、以下のように、余分なスペースが入力されたセルがあった場合は…
TRIM関数 で余分なスペースを取り除くことができます。
=TRIM(B2)
B2セルをB3セルからB11セルまでコピペします。
それでは、ちょっと検索してみましょう。まず、「日立」で普通に検索すると「日立」を含む4つのセルがヒットしています。
ここで、検索オプションで「完全に一致するセルを検索」にチェックを入れて検索すると…、アレッ、ヒットしません。
もしかして、「数式内も検索」もチェックしないとダメなのかな?と思って試してみてもなぜかヒットしません。
うーん、これは困った。とりあえず、今日のところは宿題としておきましょう。
ではでは。
【2015年5月6日に追記】検索にヒットしなかった理由が分かりましたので【Googleスプレッドシートで前後のスペースを削除②】をご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿