031.【平均値を計算】のサンプルにある #DIV/0! のセル、絶対気になりますよね。
この #DIV/0!(ディバイド・パー・ゼロ)とは、0で割り算をした時にセルに表示されるエラーですが、これを表示させない方法を紹介したいと思います。
Excelでは、IF関数 を使って「計算結果がエラーだったら空白、エラーでない場合は計算結果を表示する」という式を作ることができます。また、計算結果がエラーかどうかは、ISERROR関数 で判定します。例えば、B2セルからD2セルまでの平均値を #DIV/0! を表示させずに求めたい場合は以下の式を使います。
=IF(ISERROR(AVERAGE(B2:D2)),"",AVERAGE(B2:D2))
E2セルは計算結果がエラーではないので、平均値が計算されます。また、セルの左上隅に三角形が表示されていますが、本題とは関係ないので、ここでは一旦スルーします。
E2セルを他のセルにコピペすると #DIV/0! が消えるのが確認できます。
やっぱり「!」マークのボタンは気持ちが悪いよという方は、ボタンにある矢印をクリックして「エラーを無視する」を選択しましょう。
すると「!」マークのボタンも、セルの左上隅の三角形も全て消えてスッキリします。
Googleスプレッドシートでも同じ方法が使えます。
=IF(ISERROR(AVERAGE(B2:D2)),"",AVERAGE(B2:D2))
E2セルは計算結果がエラーではないので、平均値が計算されます。
E2セルを他のセルにコピペすると #DIV/0! が消えるのが確認できます。
ではでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿