2016年5月13日金曜日

【Googleスプレッドシートで最大最小を除いた平均】

フィギュアスケートの国際大会では、複数人の演技審判がつけた点数から最高点と最低点を除いた平均点が採用されます。(実際は、技の各要素毎に最高評価と最低評価を除く、といったきめ細かな計算がされているようですが、ここでは細かいことはスルーしていただければ幸いです。)今回は、最大値と最小値を除いた平均値を求める方法を紹介します。

例えば、Excelで、A1セルからA7セルまでの平均値を求めたい場合は、次のようにします。

=AVERAGE(A1:A7)


(2+3+3+4+7+8+15)/7 が計算されて、計算結果は 6 となります。


一方、最大値と最小値を除いた平均値は、TRIMMEAN関数(トリムミーン)を使って求めます。

=TRIMMEAN(A1:A7,2/COUNT(A1:A7))

第1引数:範囲、指定方法は「AVERAGE」と同じ
第2引数:除外する割合を小数値で指定、0.2だと上下10%ずつのデータが除外される

今回は、7個のデータから最大値1個+最小値1個の計2個を除外したいのですが、小数だと割り切れません。よって、「2/7」のように分数で指定するか、もしくは、分母には COUNT関数 を使って範囲全体の個数を計算させるのが分かり易く、かつ、間違いの少ない方法だと思います。


最小値の2、最大値の15が除外され、(3+3+4+7+8)/5 ⇒ 5 となります。




Googleスプレッドシートでも同じ方法が使えます。 A1セルからA7セルまでの平均値を求めたい時は、次のようにします。

=AVERAGE(A1:A7)


(2+3+3+4+7+8+15)/7 が計算されて、計算結果は 6 となります。


最大値と最小値を除いた平均値は、TRIMMEAN関数 COUNT関数 を使って求めます。

=TRIMMEAN(A1:A7,2/COUNT(A1:A7))


最小値の2、最大値の15が除外され、(3+3+4+7+8)/5 ⇒ 5 となります。


ではでは。

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